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現地子会社からのマーケット情報(タイ)

EBARA-UDYLITE(ASIA-PACIFIC)CO.,LTD.
大平 昭浩 Akihiro Ohdaira

タイ王国の経済は、電気製品産業での生産が引き続き外需からの要求で増加また、輸送機械の生産も、代替燃料のE20(エタノール20%配合燃料)に対応した新車販売が好調、増大を続ける。2008年1-3月のタイ自動車生産台数は、乗用車が前年同期比46.3%増の101,912台、トラックが17.8%増の263,648台、全体で24.5%増の365,623台だった。このうち輸出向け生産は31.5%増の201,603台。輸出は完成車が27.9%増の197,550台、部品を含む合計輸出額が34.7%増の1280.7億バーツ(約4,226億円)となった。

貿易収支は、輸出額がUS$12,894Mil、輸入額はUS$13,514Milと、観光収入の黒字の増加により高水準レベルで推移。 サービス・移転収支が大幅黒字となり、経常収支はUS$752Mil、総合収支はUS$6,571Milと大幅上昇。外貨準備高もUS$100.5Bilで過去最高記録を更新、今後も継続的な発展が期待できる。(2008年3月現在)

市場性に関し、自動車業界に関しては今年度10%成長と予測、特にエコカーやガソリン税軽減適用車(E-20)又、タタ・モーターやプロトンブランドの台頭が市場を牽引するものと思われる。BOI(タイ国投資委員会)の恩恵を受けるエコカープロジェクトは、本体やエンジンの組み立て及び部品の調達に関し、最低投資額を50億バーツ(約165億円)、向こう5年以内に最低生産台数を100,000台に設定。カテゴリーは"省エネ"や"環境フレンドリー"更には"安全性"を重視する。加えて、機械設備等々に対する輸入関税を2009年までに30%から17%に削減。

今後の方向性に関し、自動車メーカー各社は色々な戦略を展開してくると思われるが、生産に関してはエコカーの生産を強化、ピックアップトラックに次ぐ第二のチャンピオンと予測する。販売に関しては、今年度は11%成長の700,000台の販売を見込む。(税金の安いガソリン車の投入、他)輸出に関しても、オーストラリア、インドネシア、日本、マレーシア向けが好調を維持、今後も大きな伸びが期待できる。

こうした状況の中、私どもEBARA-UDYLITE(ASIA-PACIFIC)はタイ国内のお客様を中心に、アセアン各国のお客様に日本の指導の下現地製造薬品と輸入薬品、関連資機材の販売を行なっております。 又、 自動車業界の大きな発展に先駆け設備投資を検討されるお客様向けに、装置案件のサポートも事業の柱として今後取り込んでいくための準備を進めております。近い将来は、"アセアンのハブ"となるべくお客様のニーズをいち早く察知し、タイムリーなサービスの提供にスタッフ一同邁進していく所存でおりますので、今後ともよろしく御引き立ての程、お願い申し上げます。

 

タイ工場(外観) 

タイ工場(内部)

 

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JCUテクニカルレポート 84号 2008年7月