JCUの強み

表面処理から
未来を創造する

研究開発型企業

 JCUでは国内従業員の約40%が研究開発・技術サポートに携っています。市場のニーズに合致した新製品を常に供給すべく、営業部門や技術サポート部門と連携しお客さまの需要をいち早く取り入れ、環境・コスト・健康を意識した研究開発を進めています。総合研究所では、各種先端解析機器を取り揃えているほか、お客さまの生産ラインに近い規模のめっきパイロットプラントを整備しています。これにより、実験レベルのみでなく、生産現場でも同様の高性能を発揮できる製品の開発を実現しています。また、各海外現地法人には日本で技術を学んだスタッフが駐在しており、世界各地で同様のサービスが提供できる体制を整えています。

お客さまサポート力

 めっき薬品は、初期の性能だけではなく、長時間の稼働でも同じ性能を出せる製品でなければなりません。当社は知見、経験が豊かな営業部隊が「めっきのお医者様」になり、日々お客さまの生産現場でめっきの付き具合をチェックしています。めっき不良を見つけた場合は、その場で原因究明を行い、その場ではどうしても問題解決できない時は、技術サポート部隊と連携し、薬品分析・解析を行い、問題解決しています。各拠点には、可能な本格的なラボ、パイロットプラントを設置して対応しています。問題解決のみでなく、開発段階からのトータル的な提案力、技術力、高品質なサポートにより、国内外のお客さまから高い信頼を得られています。

グローバルネットワーク

 当社はアジアを中心に、海外10ヵ国、12ヵ所で事業を展開しています。各国には日本人技術者が常駐しており、グローバルに連携した迅速で手厚いサポートを行う体制を整えています。現地法人の技術営業スタッフも、高いお客さま対応力を兼ね備えており、言葉の障壁なくお客さまの多様なニーズに対応・提案しています。OJTを通じてさらに知見、経験を積むことは、スタッフの成長の原動力にもなっています。

装置と薬品の一体販売

 JCUは設立以来、「薬品と装置の一体販売」という考え方に基づき事業を進めています。薬品事業と装置事業の両方をもつ企業は業界でも少なく、薬品の研究開発に装置部門が加わることで、薬品だけでは達成できない技術的課題を装置機構の側面から検証し、最高のパフォーマンス発揮できる独自の技術を提供します。

ウェットとドライの融合

 JCUは業界唯一、薬品を使用するウェット処理と、プラズマを使用したドライ処理を融合させた技術を提供しています。半導体プリント基板のエッチングや洗浄などに使用されるプラズマ技術は、微細化・高密度化していく電子部品の製造に欠かせない技術です。このドライ技術と従来のウェット技術を組み合わせることで、今後ますます需要の高まるBeyond 5GやIoTに向けた技術の開発・提供を行っています。

 株式会社JCUはこれからも社会の一員として、長年培った知見と研究・開発力で、新たな表面処理技術を追究し、ものづくりを支え、世界中の人々の豊かな生活に貢献していきます。