社会・環境に配慮した
サプライチェーンの強化

JCUグループは、公平・公正な取引により、お取引様との相互の信頼関係を築くとともに、適切な情報開示に努め、安心して共に発展できる企業を目指します。

紛争鉱物への対応

JCUグループは、JCU行動基準の第2章「人権の尊重と健全な職場」に記載のとおり、人権侵害につながるような、いわゆる紛争鉱物の調達をしないように努め、サプライチェーンにおける紛争鉱物(スズ、タンタル、タングステン、金)の使用についての調査を継続して実施しています。

調査の結果、武装勢力に関わる紛争鉱物の使用は確認されていません。

JCU行動基準

情報の適正な開示

JCUグループは、ホームページによる情報開示を通して、業績・財務情報に加え、最新技術や新製品を載せたテクニカルレポートなどを配信しています。また、2024年11月にはめっき技術の説明や当社が出展した展示会情報、その他注目の話題をまとめたトピックスなどを発信する「JCUライブラリ」をホームページに開設しました。海外投資家の皆様向けには英文の決算短信、決算説明資料に加え、本サステナビリティレポートの英語版を発信しています。

JCUグループでは情報の適切な開示を行うため、ディスクロージャー委員会を設け、証券取引所の定める適時開示規則の遵守はもとより、投資判断に影響を与えると判断した情報は積極的に開示するよう努めています。さらに、ディスクロージャーポリシーをホームページでどなたでも閲覧いただけるようにしています。

JCUディスクロージャーポリシー

株主・投資家の皆様とのコミュニケーション

JCUグループでは、株主総会のほかに、機関投資家や証券アナリストの皆様向けに半期ごとの決算説明会、年間を通してのOne on One Meeting を行っています。

2024年3月期は前期に引き続き、対面、電話、またはオンライン形式でのミーティングを実施しており、対話形式の効率化を図ることでより多くの投資家との対談が実現しました(延べ約170件)。また、2024年3月期の上半期および通期決算説明会はWebによるオンライン説明会とすることで、より多くの投資家の皆様にご参加いただくことができました。当日ご参加できなかった方々に関しても、説明会動画をホームページ上で公開し、閲覧できるようにしています。

これらの活動を通して、当社の事業内容・業績・経営戦略などをお伝えし、当社への理解を深めていただくとともに、株主・投資家の皆様からの貴重なフィードバックは経営層とも共有し、企業の透明性向上を目指しています。

IRメッセージ

IRメッセージ

地域社会への貢献

定期清掃の実施

定期清掃の実施中の様子

総合研究所と生産本部では、自主的な活動として毎年定期的に周辺の清掃活動を実施しています。清掃活動はただごみを拾うだけではなく、普段見落としている事業所周辺の環境を考える大事な機会ととらえています。

JCUグループはこのような活動を通して、周辺地域の皆様の目線に立ち、環境を整えていくことを今後も継続していきます。

協賛活動

協賛活動中の様子

JCUは、北海道滝川市の丸加高原にある「公益財団法人そらぷちキッズキャンプ」(https://www.solaputi.jp/)の理念に賛同し、2020年3月期から飲料水の提供を通じて協賛を行っています。

「そらぷちキッズキャンプ」は、難病とたたかう子どもたちやその家族を受け入れることができる医療ケア付きキャンプ場です。

普段外に出ることが難しい子どもたちに、仲間たちとの交流や自然の中での動物とのふれあいなどかけがえのない体験ができる場を提供しています。

コロナ禍では同居する1家族限定としていましたが、2023年3月期より3家族を上限とし、ファミリーキャンプを計8回開催しました。また、冬季には医療的ケア児をきょうだいにもつ子どものみが参加するキャンプも初開催しています。

乗馬や森探検、飯ごう炊飯、キャンプファイヤーなど、北海道の自然を満喫できる宿泊キャンプや病院や自宅で闘病中の子どもたちへ贈る水耕栽培チャレンジ、雪の積もらない地域にある病院等へのスノーギフトなどどれも素晴らしいものばかりです。

そらぷちキッズキャンプの活動は、様々な企業によって協賛されています。JCUもこのような活動に対し、少しでも力になれるよう応援を継続していきます。