地域社会

JCUグループは、「ステークホルダーと適切なコミュニケーションを図り、信頼関係の維持に努めます。」というCSR方針のもと、良き企業市民として地域社会に貢献することが社会的責任のひとつと考え、地域の皆様とともに安心・快適に暮らせる社会をつくっていきます。

地域への取り組み

地域との交流

総合防災訓練実施中の様子
帰宅困難者対策訓練参加時のジャケット

神奈川県川崎市にある総合研究所は、2020年7月に川崎市防災協力事業所(麻生区)として登録しました。平常時からの地域活動を通じて地域との交流を深めるとともに、災害時には可能な限り防災活動に協力し、被害の軽減や地域生活の早期復旧に貢献していきます。

また、総合研究所では今回初めて麻生区役所主催の総合防災訓練にも参加しました。応急手当や消火訓練のほか、帰宅困難者対策訓練など様々な体験を通し、地域との「顔が見える関係」の構築を行っています。

JCUでは、今後も地域と連携して住み良いまちづくりに尽力してまいります。

定期清掃の実施

生産本部の清掃活動の様子

総合研究所と生産本部では、自主的な活動として毎年定期的に周辺の清掃活動を実施しています。清掃活動はただごみを拾うだけではなく、普段見落としている事業所周辺の環境を考える大事な機会ととらえています。

JCUグループはこのような活動を通して、周辺地域の皆様の目線に立ち、環境を整えていくことを今後も継続していきます。

自衛消防訓練

総合研究所での消防・避難訓練の様子

JCUグループの各事業所では、緊急時の避難訓練や応急手当の訓練を定期的に行っています。災害発生時に適切で迅速な対応ができるよう訓練を行い、かつ従業員の防災意識を向上させることを目的としています。特に化学薬品を取り扱う生産本部と総合研究所では、加えて危険物などの取り扱いについての教育訓練も定期的に実施しています。

協賛活動

そらぷちキッズキャンプの活動

JCUは、北海道滝川市の丸加高原にある「公益財団法人そらぷちキッズキャンプ」(https://www.solaputi.jp/)の理念に賛同し、2020年3月期から飲料水の提供を通じて協賛を行っています。

「そらぷちキッズキャンプ」は、難病とたたかう子どもたちやその家族を受け入れることができる医療ケア付きキャンプ場です。

普段外に出ることが難しい子どもたちに、仲間たちとの交流や自然の中での動物とのふれあいなどかけがえのない体験ができる場を提供しています。

2023年3月期も、コロナ禍3年目となりましたが、感染対策を徹底の上、多くの活動を実施しています。

乗馬や森探検、飯ごう炊飯、キャンプファイヤーなど、北海道の自然を満喫できる宿泊キャンプや病院や自宅で闘病中の子どもたちへ贈る水耕栽培チャレンジ、雪の積もらない地域にある病院等へのスノーギフトなどどれも素晴らしいものばかりです。

そらぷちキッズキャンプの活動は、さまざまな企業によって協賛されています。JCUもこのような活動に対し、少しでも力になれるよう応援を継続していきます。

エコキャップ運動

JCUではSDGsへの達成に貢献するために、2020年11月からエコキャップ運動に協力を始めました。

エコキャップ運動とは、普段廃棄されているペットボトル飲料のキャップを回収・リサイクルし、その資金で障がい者・高齢者への雇用促進や、発展途上国の子供たちへのワクチン支援を行う活動です。JCUはこの活動に賛同し、日本国内の全拠点からペットボトルのキャップを集めることで、特定非営利活動法人(NPO)である全国障害者福祉援護協会が行っているエコキャップ運動の取り組みに協力しています。

2023年3月期の活動では累計で21.9㎏のキャップを回収しました。これはポリオワクチンにすると約74.9人分、CO2の削減量としては約472㎏の量となります。今後も社会に貢献する活動を継続してまいります。