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熊本事業所が2025年12月竣工に向け安全祈願祭を実施

お知らせ

株式会社JCU(代表取締役会長兼CEO:木村昌志)は8月20日、2025年12月竣工に向け研究棟、工場棟の建設工事を本格化させる熊本事業所(熊本県益城町)において、安全祈願祭を実施しました。

安全祈願祭には熊本県の上田哲也商工労働部長、益城町の西村博則町長らご来賓をはじめ、株式会社日立建設設計の伊藤博之取締役社長、清水建設株式会社の湯原克佳執行役員九州支店長ら設計・施工関係の皆様、当社関係者ら30人余りが参列し、津森神宮の甲斐喜三男宮司による安全祈願の神事が執り行われた後、地鎮行事と玉串奉奠が行われました。

安全祈願の神事を終え、木村会長が「半導体の集積地である熊本県に事業拠点を構えることができ、意義と責任を強く感じています。電子機器に使用される半導体は多様化し、その存在感を増す中で市場の拡大は止まらないものと信じています。来年度中に竣工する熊本事業所で次世代半導体向けの表面処理薬品の開発と製造に全社一丸で取り組み、熊本県や益城町の皆様とともに成長してまいります」と挨拶しました。

熊本事業所は、当社が次世代領域と位置付けている半導体関連に特化した最新鋭の研究施設を導入することで研究開発の競争力を強化してまいります。また、最新の生産管理システムの導入など、事業所全体のスマート化によって、製品製造の生産性向上を推進してまいります。さらに、無排水設備の導入、太陽光エネルギー等の再生可能エネルギー活用を予定しており、地球環境と人に優しい事業所を目指してまいります。

半導体向け表面処理薬品については、すでに新ブランド「TIPHARES(ティファレス)」を立ち上げました。半導体分野向けの製品開発を拡充し、重要性が高まる半導体製造の後工程の要求に応えてまいります。AI(人工知能)やデータセンター、イメージセンサーなどの用途で需要が急拡大すると予測される次世代領域において、暮らしとビジネスを支える技術を提供してまいります。

熊本事業所の安全祈願祭の様子(中央が木村会長)
玉串を奉奠する大森社長
完成予想図を手に(写真左から)日立建設設計伊藤社長、JCU木村会長、
熊本県上田商工労働部長、益城町西村町長、JCU大森社長、
清水建設湯原執行役員九州支店長

熊本事業所の施設概要

所在地熊本県上益城郡益城町大字小谷字西高遊2083‐8
用地面積/建築面積26,178.40㎡/8,902.27㎡
事業種目半導体関連薬品の研究開発及びそれら薬品を含めた製造
投資金額約114億円(工事用地取得費用を除く)
新規雇用従業員数50名採用予定
着工時期2024年9月
竣工時期2025年12月
設計(株)日立建設設計
施工清水建設(株)

本件のお問い合わせ先

株式会社 JCU 経営戦略室 経営企画部 橋本康男
TEL:03-6895-7004
E-mail:kikaku@jcu-i.com