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JCUとはどんな会社?
JCUについて
JCUとは、そもそもどのような事業を行っている会社なのか、皆さんはご存じでしょうか。
JCUの製品は、普段の暮らしの中で、皆さんが気づかないあらゆる場所で使われています。
このページでは、JCUがどのような会社なのかをご紹介いたします。
① JCUとは何をしている会社なの?
JCUは、化学薬品の開発・販売を行っている会社です。
これらの化学薬品は、主に自動車やスマートフォンの製造に使われています。
具体的な使用箇所の例としては、自動車のドアハンドルやスマートフォンの中に入っている電子基板等が挙げられます。
それでは、JCUの化学薬品とはいったいどのような用途に使用されるのでしょうか?
それは「めっき」です。

② 「めっき」とはどんなもの?
「めっき」と聞いて、皆さんはどのようなものをイメージされますか?
表面が金属でピカピカしているもの、あるいは「めっきが剥がれる」(隠されていた本性が明らかになる)といった慣用句を思い起こす方もいるかもしれません。
めっきとは、簡単に説明すると、素材の表面に薄い金属の膜をつける技術を指します。また、その技術には多くのプロセスがあり、各過程で様々な薬品が使用されます。
JCUはそれら薬品の開発・販売に携わっています。

③ JCUの事業と「めっき」の関係とは?
次に、「めっき」とJCUの事業との関係性についてみていきましょう。
JCUはめっき加工専門会社や自動車部品・電子基板メーカー向けに、めっき用薬品の開発・販売を行っています。JCUが販売しためっき用薬品を使用して、お客様が自動車やスマートフォンの部品にめっき処理を行います。
これらの部品が自動車メーカーやスマートフォンメーカーに納入され、最終製品として自動車やスマートフォンが完成します。

以上、JCUがめっきに使用される化学薬品の開発・販売を行う会社であることをご紹介しました。
それでは次に、JCUの薬品事業についてもう少し詳しく掘り下げていきましょう。
④ JCUの薬品事業ってどんなもの?
JCUの薬品事業は2つの分野に分類されます。
1つ目は電子分野です。
これは主にスマートフォンやパソコン等の電子機器向けのめっき用薬品となります。
では、電子機器向けのめっきとはどこに使用されているのでしょうか?
それは電子機器の中に入っている電子基板(複数の電子部品を載せている土台)です。
冒頭にも挙げたように、めっきは金属の膜を素材の表面につけるため、めっきされたものは電気を通すことができるようになります。スマートフォンの中にある電子基板は、最初は電気を通さない樹脂でできた板ですが、それにめっきを行うことで、電子機器には欠かせない「電気を通す」という機能を与えることができます。
その他、電子機器に施されているめっきには多くの役割があり、スマートフォンやパソコン等の電子機器に様々な機能を与えています。

2つ目は装飾分野です。
主に自動車や水栓金具向けのめっき用薬品となります。
この分野のめっきは、目に見える場所で使用されており、皆さんがイメージしやすいものかもしれません。 例えば、車のドアハンドルや水道の蛇口、シャワーヘッド等、身近にある様々な物にめっきが施されています。これら製品の素材は、そのままだとさびやすい状態です。しかし、素材の表面にめっきを施すことで耐久性(さびにくさ)を高めることができます。
また、装飾分野のめっきはその名の通り、使用する金属や薬品によって色味や光沢の度合いを変化させ、見た目を美しくするという装飾の目的もあります。

⑤ おわりに
以上がめっきに関わる化学薬品メーカー「JCU」の概要となります。
JCUの化学薬品が、現代社会に必要不可欠な自動車やスマートフォンといったあらゆる物に関わっていることがご理解いただけたでしょうか。
日々高まる技術ニーズに応えながらJCUは世界各地の自動車部品や電子機器関連の製造業の皆様を通じて、社会基盤構築の一翼を担っています。
JCUはめっき用薬品の開発・販売を通じて、皆様の暮らしを見えない部分で支えている化学薬品メーカーなのです。