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メガソーラー発電事業の紹介(第2報)

新規事業本部
コーティング&太陽光発電部
下田 勝己  Katsumi SHIMODA / 南部 浩史  Hiroshi NAMBU / 糀 広隆  Hirotaka KOJI

はじめに

2014年7月より、北海道滝川市にて稼動を始めた当社メガソーラーサイト(以下、発電所)は、初めての冬を越し、北海道という厳しい環境下においても、一度も停止することなく順調に稼動をしている。本報では、発電所の優れた積雪・寒冷地対策および当社モジュールの厳しい条件下での発電について紹介する。

本発電所の位置及び気候条件

発電所がある滝川市は、北海道のほぼ中央に位置する。標高が50m、平均気温は夏場で20℃、冬場で約-7℃となり、非常に寒暖差の大きい地域である。積雪量は、毎年1~2mを記録し北海道の中でも寒さが厳しく、積雪量の多い地域でもある。

発電所がある滝川市は、北海道のほぼ中央に位置する。標高が50m、平均気温は夏場で20℃、冬場で約-7℃となり、非常に寒暖差の大きい地域である。積雪量は、毎年1~2mを記録し北海道の中でも寒さが厳しく、積雪量の多い地域でもある。

本発電所の特徴

このような立地条件のため、発電所は積雪・寒冷地対策に充分考慮した設計と工夫を行なっている。具体的な特徴を下記に示す。
1. PVモジュールの傾斜角度35度
⇒積雪を滑り落とす効果を考慮し、発電効率と設置面積をシミュレーションし最適角度を検証。
2. 地面からPVモジュール下までの架台高さが2m(写真1)
⇒滑り落ちた積雪の堆積に余裕をもたせる。特に積雪の多い1~2月には高さ1.5m以上が必要。
3. モジュール間隔(離隔確保)
⇒重機による雪の撤去および雪の捨て場所(モジュ―ル下)を考慮し設計。離隔は7mとした。(写真2)
4. パワコン等の電気機器をコンテナハウスにすべて収納
⇒電気機器の寒冷地対策を施す。また、地面より1m基礎を高く設計した。
5. Webカメラ2台を設置⇒東京本社にて現地の積雪状況等をリアルタイムで監視可能とした。

このような立地条件のため、発電所は積雪・寒冷地対策に充分考慮した設計と工夫を行なっている。具体的な特徴を下記に示す。
1. PVモジュールの傾斜角度35度
⇒積雪を滑り落とす効果を考慮し、発電効率と設置面積をシミュレーションし最適角度を検証。
2. 地面からPVモジュール下までの架台高さが2m(写真1)
⇒滑り落ちた積雪の堆積に余裕をもたせる。特に積雪の多い1~2月には高さ1.5m以上が必要。
3. モジュール間隔(離隔確保)
⇒重機による雪の撤去および雪の捨て場所(モジュ―ル下)を考慮し設計。離隔は7mとした。(写真2)
4. パワコン等の電気機器をコンテナハウスにすべて収納
⇒電気機器の寒冷地対策を施す。また、地面より1m基礎を高く設計した。
5. Webカメラ2台を設置⇒東京本社にて現地の積雪状況等をリアルタイムで監視可能とした。

発電状況

7月~11月および2月~4月までの発電量は、北海道の気温の低さと日照時間の長さおよび発電効率を考慮した設計(傾斜角)により、当初計画の2割以上増の発電量を記録することができた。積雪の影響により12月と1月の発電量は少なくなっているが、これは想定内の数値で、晴れ間の少ない冬場より、他の季節での発電を最大限に生かせる設計としており、冬場以外の時期で効率の良い発電を実現している。(図1)

7月~11月および2月~4月までの発電量は、北海道の気温の低さと日照時間の長さおよび発電効率を考慮した設計(傾斜角)により、当初計画の2割以上増の発電量を記録することができた。積雪の影響により12月と1月の発電量は少なくなっているが、これは想定内の数値で、晴れ間の少ない冬場より、他の季節での発電を最大限に生かせる設計としており、冬場以外の時期で効率の良い発電を実現している。(図1)

おわりに

北海道という厳しい地域のため、寒さや積雪が大丈夫なのかと心配の声もあったが、地元滝川市の皆様や滝川市役所の皆様のご協力により、安定稼動が実現した。今回の発電所は、当社「ミラクルソーラーモジュール」の厳しい環境下での実証試験も兼ねており、これからもデータを蓄積し、皆様に安心してご使用頂ける製品を届けたいと考えている。

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JCUテクニカルレポート 98号 2015年8月