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JCUテクニカルレポート バックナンバー一覧

亜鉛めっき/亜鉛合金めっき用高耐食性コーティングプロセス JN COAT VW

総合研究所
基幹技術開発部 基幹技術開発課
西川 賢一  Kenichi NISHIKAWA / 根道 靖丈  Yasutake NEMICHI / 佐土原 大祐  Daisuke SADOHARA / 泉谷 美代子  Miyoko IZUMITANI

 

新規事業本部 
コーティング&太陽光発電営業部
下田 勝己  katsumi SHIMODA / 三木 明夫  Akio MIKII

はじめに

本報第89号及び第92号にて金属上のナノハイブリットコーティングプロセスの特長とその有効性について報告してきた。現在、自動車や家電など市場からの要求事項は多岐に亘っている。前回紹介したプロセスは主にファスナー部品(ボルト部品)に適したプロセスであるが、最近ではプレス部品やバネ部品などラック処理への要求が高く、乾燥性や液だれなどラック処理に優れたJN COAT VWプロセスを新たに開発したので以下に報告する。

特長

「JN COAT VW」の特長を以下に記す。
1)液だれが少なくラック品でも均一な外観が得られる。
2)アルコール系のため、短時間での乾燥が可能であり低温(当社従来品比)での乾燥が可能である。
3)乾燥性に優れるため、品物同士の張付きが少なく、極小物部品の処理が可能である。
4)透明仕様では、ステンレス調の光沢外観が得られる。
5)黒色仕様が可能であり、専用の黒色顔料を添加するだけで容易に液調製ができ、均一な黒色外観が得られる。
6)塗膜が薄膜(~2μm)なので、嵌合性が求められるボルトなどの締結部品に最適である。
7)亜鉛めっきや亜鉛合金めっき、金属などへ直接塗布が可能である。

「JN COAT VW」の特長を以下に記す。
1)液だれが少なくラック品でも均一な外観が得られる。
2)アルコール系のため、短時間での乾燥が可能であり低温(当社従来品比)での乾燥が可能である。
3)乾燥性に優れるため、品物同士の張付きが少なく、極小物部品の処理が可能である。
4)透明仕様では、ステンレス調の光沢外観が得られる。
5)黒色仕様が可能であり、専用の黒色顔料を添加するだけで容易に液調製ができ、均一な黒色外観が得られる。
6)塗膜が薄膜(~2μm)なので、嵌合性が求められるボルトなどの締結部品に最適である。
7)亜鉛めっきや亜鉛合金めっき、金属などへ直接塗布が可能である。

性能(現行プロセス:JN COAT 1710との比較)

外観

三価クロム化成処理の耐食性型であるトライバレント501や専用の黒色三価クロム化成処理トライバレント1200上に塗布することで、共に均一なステンレス調や黒色外観が得られる。(図1)現行プロセスである「JN COAT 1710」と比べても同等以上の光沢性を有している。

三価クロム化成処理の耐食性型であるトライバレント501や専用の黒色三価クロム化成処理トライバレント1200上に塗布することで、共に均一なステンレス調や黒色外観が得られる。(図1)現行プロセスである「JN COAT 1710」と比べても同等以上の光沢性を有している。

耐食性

おわりに

今回紹介した「JN COAT VW」がラインナップに加わり、形状が複雑な部品や張り付きが懸念される極小物部品、液溜まり出来易い部品などへの対応が可能となり、幅広い部品への適応が可能となった。
本プロセスは既に自動車メーカーへの採用実績がある。ラインナップの充実と共に、様々なニーズにも応えられるものと確信している。

その他記事

JCUテクニカルレポート 96号 2014年8月