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日本のサービスをそのままベトナムで!

JCU VIETNAM CORPORATION
冨田 則之  Noriyuki TOMITA

2000年代後半からチャイナ・プラス・ワンとして注目されているベトナムでは、日本からの新規投資が加速し、FDI(直接投資)は日本が47億3570万ドルで全体の31.6%を占め1位となっております。(2013年9月現在)
輸出に関してもこれまで主であった繊維業界に代わり電子機器が台頭しており、本年中には逆転する勢いです。近年では韓国大手電子メーカーのスマートフォン第2製造工場の建設が発表され、またヨーロッパの大手携帯電話メーカーの進出により「世界の携帯電話工場」と呼ばれるようになり目を見張る勢いがあります。
また、大手バイクメーカーが海外輸出強化を発表し生産増が期待され、自動車部品関連ではタイの人件費高騰によりタイ・プラス・ワンとしても期待されております。我々表面処理業界においてもこれまで品質の安定面で不安視されておりましたが、日系めっき専業企業の進出が増加し、成型加工企業が安心して委託できる状況が整い始め、着々と製造国としての道を歩み始めています。
我々、ベトナム現地法人は2007年3月に設立、まもなく8年目を迎えます。設立以来、ベトナムの首都ハノイ市に事務所と工場を構え、現在は日本人駐在員3名と現地スタッフ10名で運営を行なっております。当社は二輪・自動車部品、プリント配線板のめっき工程で使用される薬品・装置・関連資材を、ベトナム国内の日系企業のユーザーを中心に提供させていただいており、2012年7月からは他社に先駆け、いち早く現在のハノイ・ダイトゥ工業団地で薬品の現地製造を開始しました。しかし日系企業の進出・拡大に伴い、これまで以上のサービス向上と現地製造品の供給をコンセプトとし、ハノイ市内から車で約1時間のハナム省、ドンバンⅡ工業団地に約6,000㎡、生産能力は現在の最大8倍にまで拡張が可能な新工場を設立する事になりました。
2015年には北部の物流拠点であるハイフォン港とハノイ間を結ぶ高速道路が開通予定で、その他インフラ整備も加速化しており安定した運搬ルートでお客様へ製品を供給できるようになります。
当ベトナム現地法人は、現地製造化、エンジニアリングサービス向上を実施し、お客様に日本と同じ感覚でサポートを受けて頂く環境を目指し、安心して当社製品をお使いいただけるように万全の品質管理体制を整え、日々変わり行く現地のニーズを的確に捉えたサポート体制を構築することでお客様に満足していただけるよう努めてまいります。


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JCUテクニカルレポート 95号 2014年1月