株式会社JCU

JCUテクニカルレポート バックナンバー一覧

メキシコ現地法人のご紹介

JCU AMERICA S.A. DE C.V.
宮川 清 Kiyoshi MIYAGAWA
冨田 和仁 Kazuhito TOMITA

メキシコ(合衆国)というと砂漠とサボテンの国というイメージをお持ちの方もいると思いますが、実際の気候は北の乾燥部、中央の温暖部、南の熱帯部とバラエティに富んだ気候を持ち合わせています。文化は16~17世紀にスペイン植民地時代に作られたキリスト教文化と、現代アメリカ西海岸のカジュアルさを併せ持ち、中南米の文化も色濃く残るとても素敵な国です。
国土は日本の約5倍(世界13位)の面積を持ち、人口はおよそ1億1千5百万人弱(日本に次いで世界11位)、人口増加率も毎年1%程度で推移しており、人口構成をみても若い層が多く、これからの経済発展に欠かせない大事な要素を備えています。
メキシコの昨年の実質経済成長率は3.8%とやや鈍りながらも底固く推移しており、今年は4%の成長軌道に復帰かと言われています。名目賃金も2010年比で13%以上上昇しており、個人消費が依然として旺盛で、それを受け内需のもとになる投資も大いに伸びる年となりそうです。特に自動車関連は南北アメリカへの輸出だけでなく国内需要対応も期待できます。日本自動車メーカーの組み立て工場建設ラッシュに加え、米国、ヨーロッパ勢もメキシコ進出に拍車をかけており、部品メーカーもそれに応じて、かなりの勢いで進出が決まっております。
メキシコにおける当社の活動は足掛け7年になります。2006年に荏原ユージライト(旧社名)と現地企業の合弁会社としてEBARAUDYLITEAMERICAを設立、メキシコにおけるめっき市場に精通した者、めっき技術に明るい者など現地人が中心となり、メキシコの販売拠点として過去6年間は常に右肩上がりの成長を続けてまいりました。現地法人の本社兼倉庫をメキシコ第二位の都市ハリスコ州グアダラハラ市に構え、北部の中心都市モンテレー、首都メキシコシティ及び工業の中心となりつつあるケレタロに販売拠点を有し、日系、ローカルの隔てなくご愛顧いただいてまいりました。
日本本社の社名改称に伴い、本年1月よりJCU AMERICAへと生まれ変わり、販売だけでなく製造も含めた総合拠点となるべく、準備を始めました。これを期に日本人スタッフ3名も常駐を開始。製造の現地化及び今まで以上の日系企業のフォローを進めてまいります。製造工場の進捗としては、用地選定が終了し、今後は設備工事に始まり、11月前後の試作開始を目標に、製造の現地化を進めてまいります。
またお客様のフォローについても合弁会社としての強みである、現地人スタッフと日本人スタッフのコラボレーションを前面に押し出し、お客様にJCU AMERICAを選んでよかったと、ご満足いただけるように努力してまいります。メキシコを含めた北中米地区への進出をご検討の際は、是非ご用命いただきますようお願い致します。

その他記事

JCUテクニカルレポート 94号 2013年9月