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中華経済圏をマーケットにみる台湾現地法人

台湾荏原ユージライト(株)
総経理

本社 戦略マーケティング部
萩原 秀樹 Hideki HAGIWARA

 

台湾現地法人の紹介

我々、台湾現地法人(以下:台湾現法)が拡販の拠点にしているここ台北市は、人口265万人の台湾中心都市であります。一年を通して温暖な気候と豊富な降水量が特徴の国であり、日本同様に表面処理に向いた国といえます。ただし、日本との違いは国内に大手の車製造メーカーがないため、自動車産業に関わるプラスチック上へのめっきより、30年前に産業化した基板へのめっきが活発な国といえます。我々がここで拡販を開始して以来、早10年が経過しようとしています。今では、従業員の数は20人を越えています。近年では、技術サポートの頻度も増えてきたことから、桃園工業団地の近隣に桃園技術サポート事務所も設けています。ここは桃園国際空港や新幹線の桃園駅にも近い、大変アクセスのよい場所となっています。

我々、台湾現地法人(以下:台湾現法)が拡販の拠点にしているここ台北市は、人口265万人の台湾中心都市であります。一年を通して温暖な気候と豊富な降水量が特徴の国であり、日本同様に表面処理に向いた国といえます。ただし、日本との違いは国内に大手の車製造メーカーがないため、自動車産業に関わるプラスチック上へのめっきより、30年前に産業化した基板へのめっきが活発な国といえます。我々がここで拡販を開始して以来、早10年が経過しようとしています。今では、従業員の数は20人を越えています。近年では、技術サポートの頻度も増えてきたことから、桃園工業団地の近隣に桃園技術サポート事務所も設けています。ここは桃園国際空港や新幹線の桃園駅にも近い、大変アクセスのよい場所となっています。

中華経済圏マーケットの位置づけ

海外市場において「中国の時代到来だ」ということを、少し前からマスメディアで耳にします。中でも、中国はもとより台湾と香港いわゆる中華経済圏における経済動向は、海外市場において、今や大きな影響を与えています。各国間の政治的交渉を待たずとも実質的経済交流が先行されており、これは21世紀になってから更に親密的になっています。我々の狙う市場において、この台湾と中国は、それぞれの役割を演じています。

海外市場において「中国の時代到来だ」ということを、少し前からマスメディアで耳にします。中でも、中国はもとより台湾と香港いわゆる中華経済圏における経済動向は、海外市場において、今や大きな影響を与えています。各国間の政治的交渉を待たずとも実質的経済交流が先行されており、これは21世紀になってから更に親密的になっています。我々の狙う市場において、この台湾と中国は、それぞれの役割を演じています。

基板産業における台湾企業の役割

半導体ウエハ産業において、台湾はいち早く水平分業方式を導入し、今では代名詞ともなった半導体ファンドリー国として、世界市場を席巻しています。
同様のことが基板産業においても起きています。特に、高度な技術を要するPKG系ビルドアップ基板の生産量は、現在日本に次いで世界二位を占めるまでになっています。さらに、現在も拡大を続ける中国市場へ向けて、多くの台湾企業が生産拠点を中国大陸へとシフトしており、今後も中国の市場が重要な牽引役になっていくことが予想されます。台湾企業には、PKG基板(FC-BGAやFC-CSP)やビルドアップ基板(携帯電話やPC用基板)の分野にも世界ランキングの上位メーカーが多く存在し、今後も輸出貿易指向型の短納期、低コストでの量産能力を発揮しながら、市場の優位性を保って行くものと思われます。中国では、大量生産による低コスト化を実現できる可能性が多く存在します。台湾企業にとって、前述した優位性をキープする一つの策として、中国への生産シフトは、ある意味で選択せざるを得ない一つの動きとして考えられます。

半導体ウエハ産業において、台湾はいち早く水平分業方式を導入し、今では代名詞ともなった半導体ファンドリー国として、世界市場を席巻しています。
同様のことが基板産業においても起きています。特に、高度な技術を要するPKG系ビルドアップ基板の生産量は、現在日本に次いで世界二位を占めるまでになっています。さらに、現在も拡大を続ける中国市場へ向けて、多くの台湾企業が生産拠点を中国大陸へとシフトしており、今後も中国の市場が重要な牽引役になっていくことが予想されます。台湾企業には、PKG基板(FC-BGAやFC-CSP)やビルドアップ基板(携帯電話やPC用基板)の分野にも世界ランキングの上位メーカーが多く存在し、今後も輸出貿易指向型の短納期、低コストでの量産能力を発揮しながら、市場の優位性を保って行くものと思われます。中国では、大量生産による低コスト化を実現できる可能性が多く存在します。台湾企業にとって、前述した優位性をキープする一つの策として、中国への生産シフトは、ある意味で選択せざるを得ない一つの動きとして考えられます。

今後の中国基板市場

世界の工場から、世界の市場にも変貌しつつある中国市場は、さまざまな意味合いを含んでいます。その中には自動車の 生産大国、携帯電話の使用大国など、多くの商機が存在します。今後も車載基板やビルドアップ基板の生産量は年々増える傾向にあり、その市場へは中国企業の参入も進んでくるものと予想されます。今年は、台湾企業も中国企業もこの市場への投資意欲が顕著になると考えています。
我々台湾現法としては、この中華圏における市場に対し、日本で開発された高い技術と日本および台湾での販売実績を生かしつつ、(1)トータルテクノロジーソリューションの提供、(2)優れた技術力とスピーディーなアフターケアーの提供、(3)円満な営業対応という三本柱の営業姿勢で臨んでいく所存です。今後とも、我々JCUにご期待ください。

世界の工場から、世界の市場にも変貌しつつある中国市場は、さまざまな意味合いを含んでいます。その中には自動車の 生産大国、携帯電話の使用大国など、多くの商機が存在します。今後も車載基板やビルドアップ基板の生産量は年々増える傾向にあり、その市場へは中国企業の参入も進んでくるものと予想されます。今年は、台湾企業も中国企業もこの市場への投資意欲が顕著になると考えています。
我々台湾現法としては、この中華圏における市場に対し、日本で開発された高い技術と日本および台湾での販売実績を生かしつつ、(1)トータルテクノロジーソリューションの提供、(2)優れた技術力とスピーディーなアフターケアーの提供、(3)円満な営業対応という三本柱の営業姿勢で臨んでいく所存です。今後とも、我々JCUにご期待ください。

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JCUテクニカルレポート 87号 2010年1月