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INTERVIEW先輩インタビュー

お客様との連携と実用化への挑戦。

総合研究所 CS電子技術部
S.K 2010年入社

私の仕事内容

CS(カスタマーサポート)として研究開発を行う傍ら、2週間に1回ほどお客様先に訪問しています。

お会いするのは、先方の技術担当の方で、商談中に技術者同士の議論が白熱し、隣の営業担当は苦笑い…ということもありました。

現在は、5つの案件を担当し、主にプリント基板関連部品の無電解めっきと呼ばれる手法を用いた試作品の作製、めっきラインのトラブル対応を行っています。

高付加価値を生む特殊素材へのめっきのご依頼や、コストダウンを目的としためっきのご依頼もあり、素材の特性を踏まえて適切なめっき条件を考えて試験を実施しています。

めっきが密着良く、きれいに付くことも重要ですが、生産コストに見合わなかったり環境負荷が高いものは使用できないため、お客様の要望に耳を傾けることが欠かせません。

やりがいを感じる瞬間

お客様からコストダウンが可能な工程の提案を求められた時のことです。

樹脂上への無電解めっきは前処理の工程数が多く、検討すべき項目も数多くあります。
そのなかで、現行よりもコストを削減しつつ、従来品と同等の品質を維持できる工程を確立することは非常にやりがいがある仕事です。

先輩社員のアドバイスを受けて、自分で細かな条件を検討しながら連続稼動試験を行い、従来品と同等の品質を維持できた時はうれしかったです。

現在は、お客様のラインでの実機試験を行っており、実用化に向けてお客様の希望を伺いながら、
ビーカー試験と実機設備の違いなどを学びながら調整しています。

試験を重ねるなかで、お客様と直接コミュニケーションを取り、製品が導入された現場も見ることができるのは、CSにしか味わえないやりがいです。