株式会社JCU

トップメッセージ

社会的な課題に自社の強みで挑戦 環境配慮型製品の開発

2020年に入り新型コロナウイルスの感染拡大で、企業のコミュニケーション力が問われております。3月11日のパンデミック(大流行)宣言以降、世界中の企業が次々に「お客さまの健康と安全が最優先」「医療従事者への感謝と支援」「個人と社会に寄り添うための寄付」といったメッセージを発信しました。企業が社会的課題に取り組むことの重要性は、世界的に一層高まったと言ってよいのではないでしょうか。
もちろん当社においても例外ではなく、環境問題を含めた社会的課題に対して、貢献できることを発信していかねばなりません。
当社は「表面処理技術から未来を創造する」ことを企業理念としております。つまり、「新たな表面処理技術を追求し、ものづくりを支え、世界中の人々の豊かな生活に貢献する」ことを主眼とし、研究開発型企業として、常に新しいものを創造し続けていくことが、本業を通じての持続可能な社会(サスティナビリティ)への貢献につながると考えております。
具体的には、環境配慮型製品の提供があります。自動車の内外装部品向けに、有害とされる6価クロム化合物を使わない3価クロムめっきプロセスを開発しております。また、プリント配線基板などの回路形成に用いるドライフィルムレジスト剥離薬品では、環境負荷の高いアミン(有機化合物)を使わないうえ、無機アルカリを主成分とした液構成により工場などでの廃液処理を容易にした製品を提供しております。さらに、毒物のシアン化合物を含まない銀めっきなどを開発し、本レポートで紹介しております。これらは、地球環境問題への貢献はもちろん、作業従事者の健康リスクも低減することになります。
このように、社会的な課題に自社の強みで挑戦することが、企業の持続的な成長につながり、当社のCSR活動の柱になります。
当社は、このような環境配慮型製品の開発に力を注ぐとともに、社会に寄り添う企業として、広く環境への配慮(E)、社会問題への取り組み(S)、ガバナンスの強化(G)に今後も取り組んでまいります。そして、常にステークホルダーの皆さまとのつながりを大切にし、感謝を忘れず、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの精神で、サスティナビリティの視点からCSR活動を推進し、発信し続けてまいります。2020年11月
代表取締役会長兼CEO
小澤恵二