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ロゴマークの変更によせて

荏原ユージライト株式会社 代表取締役社長 粕谷 佳允   10月1日から新しいロゴマークに変更することに当り、この経緯について少し説明をしたいと思います。

  そもそも、当社は2003年9月末迄荏原製作所と米国エンソン社との55対45の合弁会社でした。それをMBO(経営者による企業買収)を行って独立しました。独立に際して、両社から社名のもとになっている商標使用権を10年分前払いして買い取りました。その際、荏原のご好意で上場から3年荏原グループのロゴマークを使用する許可を頂きました。2005年12月22日に東証第二部に上場して、今年12月で丁度3年間経ちますので、約束通り、この10月1日に荏原グループのロゴマークを返却することにしたのです。なお、その後、社名におけるユージライトの使用権は更に10年延長されています。

  荏原のロゴマークは故畠山清二氏が前社長の時にアメリカの著名デザイナーに依頼して丹念にヒアリングを重ねた上で作らしたため、それに優る良いロゴマークを新たに作るには、色々と苦心いたしました。社内にロゴマーク委員会を作り、まず社員に新しいロゴマークのアイデアや呼称名を募集したりしました。しかし、ロゴマーク委員の意見もなかなかまとまらず、結局のところ、日本の有名デザイナーに依頼することになりました。その間約1年間を経過し、最終的にすばらしい新ロゴマークが誕生しました。そのロゴマークに表現したかったことは、今年9月3日に新聞発表した内容にすべて書き込まれています。社是として、荏原の創業者畠山一清翁の「熱と誠」の精神を引き継ぎ、社員が「夢、希望、勇気」をもって、技術開発や市場開拓を行い、会社の発展と企業価値の向上により、株主、顧客、従業員自身及び社会に対し、満足のいく貢献ができることです。

  もちろん、現在世界的に注目されている環境問題に真正面から対応していく覚悟が前提です。

  現在、世界経済はサブプライムローンの問題に端を発し、この9月中旬にリーマンブラザーズの破綻、AIGへの政府支援などにより、世界金融市場、特に株式市場や対ドル為替市場は大きな混乱の渦の中にあります。最も困難な時期に日本の首相は不在で適時適切な経済対応策が取れないのは、極めて遺憾というほかはありません。発信地の米国も大統領選の最中で積極的な財政政策が取りにくいのです。9月末の中間決算では大きな影響を受けず終了したと思いますが、後半の6ヶ月がどのような経済動向になるのか、全く予断を許されない状況にあります。不透明というより、もっと恐ろしい状況に陥る懸念もあります。

  このような困難な時期にロゴマークと呼称をJCUに変更するのも、神様の試練と考えて、「熱と誠」の精神をもって戦い抜く決意を固めておりますので、皆様のなお一層のご支援とご協力をお願いし、ロゴマーク変更のご挨拶とさせていただきます。

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